打撃上昇中のボーアに新たな秘密兵器が届いていた。強化されたのは足もと。土台を安定させ、首位・巨人撃破へさらなるパフォーマンス向上を図る。
念願のアイテムだった。新たに手にしたのは鳥取市のトレーニング研究施設「ワールドウィング」が開発したビモロシューズ&スパイクだ。マーリンズ時代の同僚で尊敬するイチロー氏が長年愛用していた逸品。当時から興味を抱いており、来日をきっかけに発注することとなった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac2b93af843f3a8e111320c93b90d5f3a136ec7c
メディアでも指摘されたボーアの走塁について、試合後の矢野監督は、その件に関して触れず。かと言って野放しにはせず、その後「名古屋→広島」と続く遠征中、チームメートも含め人目に触れない場所とタイミングで、ボーアと通訳を呼び出し「二度とやるな」と論したという。
昨年まで現役メジャーリーガーとして複数年のキャリアを持つ助っ人に配慮し、隠密裏で「ダメ出し」を決行した指揮官と、その意図をくみ取ったボーアもまた、神妙に指摘に耳を傾け、以後の奮起を誓ったという。この指揮官の〝ブレない〟姿勢は、同時に日本人選手にも、まず「凡事徹底」を求める無言のメッセージとしても伝わった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/27058b66a54c3ec0c8d647b49668ab9ba1a129bf